いつでも Good Feeling

不動産鑑定士試験、不動産・建築、神戸移住、フォトなど。

 

【共益費の設定と定点観測】

水道光熱費インターネットプロバイダー費、備品として提供している消耗品費。

弊社の管理しているシェアハウスのほとんどは、これらの費用を「共益費」として賃料とは別に設定し、入居者さんに毎月支払っていただいております。

この共益費、シェアハウスでは毎月決まった金額を設定するケースがほとんどです。

例:一室あたり月額9,000円、月額12,000円などのケースがあります。

 

この共益費固定制のメリット

  • 毎月の金額が一定であるため、賃料回収時の確認作業が簡単(管理会社・オーナー側)
  • 金額一定であるため、覚えやすく、支払い計画が立てやすい(入居者側)

固定制である故のデメリット

  • 何といっても、水道光熱費等の支払い額が多くなり、収支が赤字になる可能性があること(管理会社・オーナー側)
  • 毎月定額である故、携帯電話の‟通話し放題”や‟パケット定額制”のごとく、‟使い放題”と勘違いしてしまい、無駄遣いが発生する。(入居者側)

近年の電気料金、ガス料金の基本料金値上げや消費増税により、支払いは増えても設定共益費が一定だと、赤字になるケースが発生します。

弊社の管理物件でも、順次共益費改訂を行っています。

これが想像以上にデリケート。

賃貸物件において、賃料の値上げは入居者からの反発を招く可能性が一番高い方策ですが、共益費固定制を取っているシェアハウスでは、共益費改訂も大きな反発を招く要因になり得えます。

日々学びの連続です。