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【滞納賃料回収から学んだこと】

少し前になりますが、弊社の管理物件にて3ヶ月の家賃を滞納した上、
部屋の荷物を一部残して夜逃げをし、行方が分からなくなっていた
20代女性から、未納分を全額回収することに成功しました。

シェア住居では基本的に家賃保証会社のサービスを利用しておらず、
その物件はオーナー希望で入居時にデポジット(保証金)を預かることも
しておりませんでした。

さらには連帯保証人もなしです。

唯一の希望は、緊急連絡先として登録されている地方在住の両親と連絡が取れること。

約2ヶ月程度、コツコツと両親と電話のみで交渉を行い、
本人と連絡が取れるようになり、全額回収に至りました。

一般的に賃貸物件では連帯保証人を付けることはほぼ当たり前、
最近では家賃保証会社のサービスも充実していて、
それらを利用すれば、貸主側が家賃滞納に苦労することもあまりないのかもしれません。

今回の経験を持って、そんな保証サービスがなくとも、
入居者や入居者のご家族と真摯に向き合い、会話を重ねることで、
賃料の未回収を防げることが身を持って分かりました。

多様なケースがあり、一筋縄ではいかないこともあると思いますが、
それを踏まえても、不動産管理者の持つ姿勢一つで結果が変わることもあるのかもしれません。

家賃回収だけでなく、人間関係すべてに言えることなのかもしれません。
便利なものやサービスに依存しすぎるのではなく、本質的な「大切なこと」を
忘れずにいることって、大切だなと学んだエピソードでした。